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【森友文書】金融市場は政治動向への警戒感くすぶる 日経平均は一時501円高も失速、354円高で終了

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【森友文書】
金融市場は政治動向への警戒感くすぶる 日経平均は一時501円高も失速、354円高で終了

日経平均株価の上げ幅が一時500円を超えたことを示すモニター=12日午前、東京・東新橋 日経平均株価の上げ幅が一時500円を超えたことを示すモニター=12日午前、東京・東新橋

 週明け12日の東京株式市場では日経平均株価が3営業日続伸し、終値は前週末比354円83銭高の2万1824円03銭と約2週間ぶりの高値をつけた。前週末9日の米株高が好感され、上げ幅は朝方に一時501円に達したが、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書書き換え問題を受け、午後には一時220円まで縮めるなど政治動向への警戒感がくすぶる。

 9日発表の2月米雇用統計の内容への安心感から、同日の米ダウ工業株30種平均は前日比440.53ドルの大幅高。12日の東京株式市場はこの流れを引き継いで平均株価は朝方に大幅上昇したが、次第に上値が重くなった。午後に麻生太郎財務相が記者団に対し自身の進退について「考えていない」と述べると、再び上げ幅を広げる場面があった。

 書き換え問題について市場関係者は、「アベノミクス」を推進して円安・株高を演出してきた安倍晋三政権の運営に与える影響を注視。野村証券の木下智夫チーフ・マーケット・エコノミストは「安倍首相とともにアベノミクスを引っ張ってきた麻生氏の進退問題に発展しそうなさらなる材料が出てくれば株安・円高で反応する」と話した。

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