産経ニュース

ニュース 経済

記事詳細

更新


電機ベア1500円で一致 労使が最終交渉

 電機大手の2018年春闘は10日、経営側と産業別労働組合の電機連合が東京都内で最終交渉に入った。賃金水準を引き上げるベースアップ(ベア)は月額1500円で一致し、前年水準の千円を上回る。労組は月額3千円を要求していた。ベアは5年連続。14日に各社の経営側は一時金(ボーナス)などとともに一斉に正式回答する。

 電機大手は各社の要求額と回答額をそろえる統一交渉を展開している。経営側は過去4年間で積み重なった計7500円のベアが重荷になっていると慎重姿勢で臨んでいたが、デフレ脱却のためには賃上げによる経済の好循環が必要だとして譲歩した。

 組合側は一段の積み上げを求めていた。ただ、トヨタ自動車など自動車大手のベアが前年水準を巡る攻防となっており、「電機だけが独走するわけにはいかない」(電機企業幹部)との思惑も働いて、前年比プラス500円で落ち着いた。

「ニュース」のランキング