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平成30年春闘 自動車労使に聞く 自工会の尾高労務委員長と自動車総連の高倉会長

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平成30年春闘 自動車労使に聞く 自工会の尾高労務委員長と自動車総連の高倉会長

尾高和浩・日本自動車工業会(自工会)労務委員長=5日午後、東京都港区(宮川浩和撮影) 尾高和浩・日本自動車工業会(自工会)労務委員長=5日午後、東京都港区(宮川浩和撮影)

 --安倍晋三政権の賃上げ要請の影響は

 「日本経済のデフレ脱却への流れを確かなものにしたり、経済の好循環を回したりすることは重要だ。だが、賃上げは各企業がそれぞれの置かれている状況の中で考えること。各社の労使で論議し、それぞれの業績や競争力をみて、適正な配分を見つけるべきだ」

 --米国の保護貿易への傾斜や金融市場の不安定化は交渉に影響するか

 「業績の不安材料として懸念はしているが、影響は限定的だ。ベアの判断には、足元の状況ではなく、中長期を見据えて収益体質の強化が継続するかどうかが重要になる」

     ◇

 ■自動車総連の高倉明会長 賃金を上げれば消費も増える

 --「月額3千円以上」の賃上げを要求した

 「政府は『経済が良くなれば暮らしが良くなる』という論法だが、内需は拡大していない。『暮らしが良くなれば景気が良くなる』というボトムアップの経済状況こそが望ましい。その実現には退職金などすべてのベースになる月例賃金が最も重要だ。特に中小企業は一時金(賞与)が低く、手当の種類も多くない。賃金を上げれば労働者は安心し、消費も増える」

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