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3メガ銀労組 2年ぶりベア見送りで足並み 超低金利が長期化、預金者心理も忖度

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3メガ銀労組 2年ぶりベア見送りで足並み 超低金利が長期化、預金者心理も忖度

 三菱東京UFJ銀行とみずほフィナンシャルグループの両労働組合が平成30年春闘で従業員の基本給を底上げするベースアップ(ベア)要求を3年連続で見送る執行部案をまとめたことが26日、分かった。三井住友銀行労組もベア要求を見送る方向で、2年ぶりに3メガバンク労組の足並みがそろう。日銀の大規模金融緩和による超低金利の長期化で経営環境が悪化していることを踏まえ判断した。

 三菱UFJとみずほ両労組は一時金(賞与)の増額要求も併せて見送る方針。賞与水準が据え置かれれば、みずほが24年以来、三菱UFJがリーマン・ショック直後の21年以来だ。三井住友は賞与など年収ベースで増額を検討する。

 各行は融資の利回り低下で利ざや(貸出金利と預金金利の差)縮小に拍車がかかり、稼ぐ力が弱まっている。みずほは昨年、38年度末までに約1万9千人の従業員を減らす大規模なリストラ策を公表。「従業員に報いたいが、今年はベアは難しい」(三井住友幹部)との声が漏れる。

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