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ドコモがドローン用プラットフォーム開発 農水産業などに活用 今年中に商用化へ

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ドコモがドローン用プラットフォーム開発 農水産業などに活用 今年中に商用化へ

NTTドコモのシステムで太陽光パネルの上を飛行するドローンを撮影した映像 NTTドコモのシステムで太陽光パネルの上を飛行するドローンを撮影した映像

 NTTドコモは21日、小型無人機「ドローン」を活用する企業向けに、ドローン運用のプラットフォーム(基盤)「ドコモスカイ」を開発したと発表した。ドローンが第4世代(4G)移動通信方式の電波を通じてドコモスカイに常時接続し、飛行ルートの設定や目視外操作、収集データ解析まで一元的にできる。設備点検や農水産業のほか、災害現場での活用を見据え、年内の商用化を目指す。

 利用者はインターネット上のドコモスカイの画面から、飛行禁止区域を確認しながら飛行日時やルートを設定。遠隔地でも飛行状況を画面上で確認したり、ドローン撮影画像を解析したりできる。太陽光パネルの点検で活用すれば、目視と比べて解析時間が大幅に短縮し、異常の検出が3倍に増える見込みだ。

 同日、東京都内で記者会見した中山俊樹副社長は「仕事が大幅に効率化・高度化できるのではないか」と語り、平成32年までに売上高100億円程度を目指すと明らかにした。

 また、ドコモは同日、東京電力ホールディングスとドローン分野で協力する検討を始めたとも発表。東電の山間部などの送電線網を生かし、飛行ルートの整備などを視野に入れているという。

 一方、KDDIは既にドローン運用のプラットフォーム商用化を実現。ゼンリンの3次元(3D)地図を用いて安全な飛行高度を設定できる機能を備えたのが特徴。長距離飛行実現に向けて、基地局にドローン充電エリアの設置準備も進めている。

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