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【春闘】トヨタ労使交渉開始 業界の「大転換期」を議論 経営側、ベアに慎重

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【春闘】
トヨタ労使交渉開始 業界の「大転換期」を議論 経営側、ベアに慎重

 トヨタグループの労組でつくる全トヨタ労働組合連合会(全トヨタ労連)の平野康祐副事務局長は交渉について、「100年に1度の大転換期を腰を据えて話し合おうという空気が例年以上に強い」と指摘する。

 労組側の立場は大転換期だからこそ「人への投資」が重要だというものだ。西野氏は「競争力の源泉は人の力。それを最大限に引き出し、トヨタを存続させるために何が必要かを深く議論する」と訴える。

 一方、経営側は「どのような『人への投資』が有効なのか引き続き議論を重ねたい」と述べるにとどまっている。電池のコストがかさむEVは収益性が低いとされるだけでなく、生産などに新たな投資も必要。次世代技術の研究開発費も収益を圧迫するという事情もあり、大転換期をめぐる議論が妥結内容にどう影響するかは見通せない。(高橋寛次)

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