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【経済インサイド】日本の自動車業界で唯一、日産がEVに躍起なワケ

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【経済インサイド】
日本の自動車業界で唯一、日産がEVに躍起なワケ

 日産は、昨年9月末に発覚した新車の無資格検査問題を受けて一部自粛していたテレビCMなどの広告宣伝を同年末から徐々に復活。今年2月3日には、モビリティー(乗り物)革命で先頭を走る決意を示す新ブランドキャンペーン「NISSAN PRIDE」も始めた。

 EVでの自動運転技術にも力を入れる。1月、箱根(神奈川県)の老舗旅館「一の湯本館」を舞台に自動駐車機能を活用した未来型旅館のPR動画をインターネットで公開した。見どころは、スイッチ一つで散乱したスリッパや座布団が自律移動して整列する場面だ。その動きは、空いたスペースに自動駐車する車を連想させる。

 新型リーフの開発を指揮した車両開発主管の磯部博樹氏は「運転時のうっかりミスを防げる自動運転技術はかなり注目されている」と手応えを語る。

 自動運転は「EVとの相性が良い」(磯部氏)とされる。車の加速や停車など素早い制御が求められる自動運転では、ガソリン車より電気で駆動するEVの方が反応が早く、有利となるからだ。将来的には、ハンドルを回す抵抗を減らすパワーステアリングのように標準装備にしたいという。

 初代リーフは世界初の量産型EVとして2010年12月に発売。今年1月末までの販売台数は累計約30万台に達し、世界でも最も売れたEVとなった。新型リーフは1回の充電で走れる航続距離を280キロから400キロに伸ばした。

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