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【神戸製鋼データ改竄】30年3月期最終益450億円予想 3年ぶり黒字転換

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【神戸製鋼データ改竄】
30年3月期最終益450億円予想 3年ぶり黒字転換

決算発表会見冒頭、一連のデータ改ざん問題等を謝罪し、頭を下げる神戸製鋼所の河原一明常務執行役員(手前)と門脇良策経営企画部長=1日午後、東京都中央区(川口良介撮影) 決算発表会見冒頭、一連のデータ改ざん問題等を謝罪し、頭を下げる神戸製鋼所の河原一明常務執行役員(手前)と門脇良策経営企画部長=1日午後、東京都中央区(川口良介撮影)

 神戸製鋼所は1日、平成30年3月期の連結最終損益が450億円の黒字(前期は230億円の赤字)になるとの見通しを発表した。黒字転換は3年ぶり。性能データ改竄(かいざん)問題に伴う損失の規模が見通せず、従来は「未定」としていたが、顧客の安全性確認の進展を受け、経常損益ベースで100億円の影響額を織り込んだ。

 30年3月期の売上高は前期比11・4%増の1兆8900億円(従来予想は1兆8800億円)、前期191億円の赤字だった経常損益は600億円の黒字(同500億円の黒字)に上方修正した。建設機械の販売上振れなどを反映した。

 神戸製鋼は昨年7月時点で最終利益を350億円と予想したが、データ改竄問題を受けて10月に撤回。1日の発表では、不適合製品の納入先企業525社で「2月中にも一定の安全性の確認が終了するめどがついた」とし、収益悪化影響がある程度見通せるようになったと説明した。

 一方、同日出そろった鉄鋼大手の決算発表では、新日鉄住金が30年3月期の連結最終利益を従来予想の1700億円から1800億円、JFEホールディングスは最終利益を1500億円から1600億円にそれぞれ上方修正した。

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