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【登板】日本生命社長に清水博氏 保険会社の根幹支える“頭脳”「理屈の通った仕事に情熱」

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【登板】
日本生命社長に清水博氏 保険会社の根幹支える“頭脳”「理屈の通った仕事に情熱」

日本生命の社長就任が決まった清水博取締役専務執行役員=25日、東京都中央区 日本生命の社長就任が決まった清水博取締役専務執行役員=25日、東京都中央区

 保険の商品設計を行う「アクチュアリー(保険数理人)」の出身。複雑な数式で保険料を算出することから、保険会社の根幹を支える「頭脳」ともいえる。130年近い歴史を誇る日本生命保険で、理系出身のトップは初めてだ。

 ただ、本人の表情は硬い。「アクチュアリーとしての知識、経験をはるかに超えて、社長としては発想力、実行力、統率力を高めていかねばならない」と気を引き締める。

 長期の運用を手がける生命保険会社には、厳しい環境が続く。日銀がマイナス金利政策の導入を決めた平成28年から、60兆円超の資産を動かす資産運用部門の指揮官を務めてきた。環境保全や社会貢献、企業統治の向上につながる投資先を選ぶ「ESG投資」などの成長領域を開拓。米資産運用会社TCWへの出資交渉をとりまとめ、資産運用事業の強化に布石を打った。

 「理屈の通った仕事をしているか、その仕事にどれだけの情熱を注いでいるか」。いつも自分に確かめながら、仕事にとりかかっている。

 理論派で知られる一方、時には冗談を言って場を和ませることもあり、若手社員からの人気も高い。(米沢文)

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