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【疑惑の濁流】「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

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【疑惑の濁流】
「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

 「バイセル取引によって利益を得るということは不可能だと思っている。台湾勢(業務委託先)に不必要に、余分に部品を買わせ、部品を押し込んで利益を得て計上したとみているようだが、部品の押し込みなんか、そんなことは今考えても不可能だ」

 監視委はこの利益計上が粉飾に当たり、西田氏ら3人が認識していたとみているが、3人は不正会計の指示や認識を否定したとされる。改めて不正の認識を問うと、西田氏はこう強調した。

 「部品を送るという方式は世の中でやっていることで、東芝はいちばん遅れてやった。2004(平成16)年にPC社(パソコン事業)の社長をしていた僕が決めた。そのときの調達の部長が田中(久雄)さんだった。調達のことは彼に全部任せていた。そのときに報告してくれていれば分かったのだが、どういう風に運用されているのか、会計原則でされているのか、報告を受けたことがないので僕は今でも知らない」

再建見ないまま死去

 西田氏といえば、東芝のパソコン事業の牽引役として知られる。だが、西田氏は「僕が長いことパソコンをやって愛着をもって、これを引きずって社長になってからもパソコン事業だけを僕が詳しく見ていたと、そういう勝手な憶測を記事にしている人がいるが、それは間違いだ」と話す。

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