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【疑惑の濁流】「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

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【疑惑の濁流】
「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

 カリスマ経営者か、「戦犯」か。電機の名門、東芝で社長や会長を歴任し、平成29年12月8日に73歳で亡くなった西田厚聡(あつとし)氏は毀誉褒貶(きよほうへん)、相半ばする人物だった。米原発会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の買収を手がける一方、そのメーカーが巨額損失を抱えて経営破綻し、経営危機を招く要因にもなったからだ。東芝崩壊の序章は、西田氏が牽引(けんいん)してきたパソコン事業での不正会計問題。「チャレンジ」と称して部下に無理な収益改善を要求し、西田氏ら歴代3社長が主導して粉飾した疑いが指摘されていた。西田氏は生前、2時間近くに及ぶ産経新聞の単独取材に応じ、粉飾の認識を否定していた。「戦犯」といわれた元経営者は当時、何を思ったのか。(今仲信博、大竹直樹)

(※1月5日の記事を再掲載しています)

「監視委は幼稚」

 「東芝のパソコン事業は僕がゼロからやってきているんだ」。28年11月、自宅のある横浜市内の中華料理店で取材に応じた西田氏。ノートパソコンを世界トップシェアに導き、「パソコンの西田」の異名をとっただけに、パソコン事業への思いの強さが伝わってきた。

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