産経ニュース

【経済インサイド】EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?

ニュース 経済

記事詳細

更新

【経済インサイド】
EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?

ハイブリッド車で培った技術が電気自動車にも応用できると強調するトヨタ自動車の安部静生常務理事(左)=2017年11月27日、東京都江東区 ハイブリッド車で培った技術が電気自動車にも応用できると強調するトヨタ自動車の安部静生常務理事(左)=2017年11月27日、東京都江東区

 HVで培ったモーターなどの技術と、パナソニックとの協業で調達する電池の組み合わせはインパクトが大きく、「出遅れていない」というトヨタの主張は説得力を持つ。死角があるとすれば、既にEVを販売しているメーカーに「一日の長」があることだ。

 業界関係者は「実際にEVを売ってみないと分からないことは多い」と指摘する。実際の使用で電池の劣化がどのように進むか、充電の頻度を含めた利用者の「乗り方」などは、先行メーカーにノウハウとして蓄積されていくからだ。寺師氏も「『まだ(市販車が)出ていないじゃないか』という指摘は甘んじて受けたい」と謙虚に語る。

 20年以降、日本、米国、欧州、中国、インドで10車種以上のEVを投入する計画のトヨタ。出遅れていたのか、やはり、そうではなかったのか。その答えは、今後本格化するEVの熾烈(しれつ)な販売競争の中で明らかになる。(経済本部 高橋寛次)

このニュースの写真

  • EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?
  • EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?
  • EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?

関連ニュース

「ニュース」のランキング