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関電の使用済み核燃料、青森・むつ市に集約案浮上 地元は反発

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関電の使用済み核燃料、青森・むつ市に集約案浮上 地元は反発

青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 =平成25年8月 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 =平成25年8月

 そのため関電がむつ市の中間貯蔵施設の一部を有償で使う案が浮上した。関電は「むつ市の中間貯蔵施設に搬入し一時保管する方針を固めた事実はありません」とするが、RFSは「関電からの受け入れは想定していない」と困惑気味。むつ市の宮下宗一郎市長は「とうてい受け入れられない」と明言し、「地域の気持ちを無視したやり方」と批判した。

 一方、政府が推進する核燃料サイクルは足踏みが続き、中間貯蔵の必要性は高まっている。青森県六ケ所村の再処理工場を運営する日本原燃は昨年12月、30年度上期としていた施設の完成を33年度上期まで延期する方針を明らかにした。工藤健二社長は「安全性向上の工事に時間を要する」と説明するが、本格的な稼働時期などは明言していない。

 原発の再稼働が徐々に進む中、「再処理が先延ばしになっている現状では、中間貯蔵の受け入れ先探しは急務だ」(業界関係者)。

 ただ、使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場の議論が始まる中、中間貯蔵に対しても自治体の警戒感は根強い。新たな受け入れ先を短期間に探し出すのは困難で、既存の施設に頼らざるを得ないのが実情だ。

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