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関電の使用済み核燃料、青森・むつ市に集約案浮上 地元は反発

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関電の使用済み核燃料、青森・むつ市に集約案浮上 地元は反発

青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 =平成25年8月 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 =平成25年8月

 関西電力が福井県の自社原発内に保管する使用済み核燃料の搬出先選定の動きが本格化している。政府内では東京電力ホールディングス(HD)と日本原子力発電が青森県むつ市に建設した「中間貯蔵施設」に集約する案が浮上。再処理して再び燃料として使う「核燃料サイクル」の実現まで一時的に保管する見込みだが、地元は市民感情を理由に反発している。関電は平成30年中に候補地を示す方針で、選定は曲折が予想される。(会田聡)

 候補地案とされるのは東電HDが80%、日本原電が20%出資するリサイクル燃料貯蔵(RFS、青森県)の施設。容器に入れた使用済み燃料約3千トンを最長50年間貯蔵できる建屋を持ち、原子力規制委員会の安全審査に合格すれば年内にも、東電HDなどからの搬送が始まる。

 関電は現在、原発敷地内で使用済み核燃料を保管しているが、高浜は6~7年、美浜は9年、大飯は11年で貯蔵プールがいっぱいになると試算する。関電がすべての原発を置く福井県は「県外搬出」を求め、候補地の具体化を再稼働の条件として提示。関電も32年までに貯蔵場所を決定し、42年ごろに稼働する方針だった。

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