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規制緩和の「新機軸ビール」に3社様子見 製品発表はアサヒビールのみ

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規制緩和の「新機軸ビール」に3社様子見 製品発表はアサヒビールのみ

「第3のビール」の新商品を発表するキリンビールの布施孝之社長。定義が変更される「ビール」の新商品発表は見送った=11日、東京都千代田区(山沢義徳撮影) 「第3のビール」の新商品を発表するキリンビールの布施孝之社長。定義が変更される「ビール」の新商品発表は見送った=11日、東京都千代田区(山沢義徳撮影)

 4社のうち3社が「様子見ムード」をにじませるのは、主力ブランドの販売拡大に注力したいからだ。

 サッポロビールの高島英也社長は「営業力にも限りがある。エネルギーを分散させないよう、現時点では発売を考えていない」と11日の記者会見で説明。ビールに関しては、「黒ラベル」と「エビス」の販売に集中したいという。

 昨年6月開始の安売り規制の影響もあり、ビール類の課税出荷数量は13年連続で過去最低となったもよう。さらに今年3~4月には各社が業務用製品の値上げを予定しており、てこ入れが急務となっている。業界関係者からは「定義変更が有利に働くのは、小規模なクラフトビールのメーカーだ」との指摘も上がる。

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