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日本初の宇宙ビジネスコンテスト、大賞に輝いた女性の思いとは?

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日本初の宇宙ビジネスコンテスト、大賞に輝いた女性の思いとは?

日本初の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2017」(写真提供:松本紋子さん) 日本初の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2017」(写真提供:松本紋子さん)

 また、精度の高い風の情報が分かることで、事前にシートベルトサインをつけたり、あるいはその空域を避けることで安全を確保したり、到着時間の予測精度が高くなったりと、航空会社だけでなく、ご利用いただくお客さまにとってもメリットを提供できるのです。

 ドップラーライダーを搭載した衛星打ち上げは日本では今のところ未定ですが、18年1月にはESA(欧州宇宙機関)が高度350キロメートルの低軌道に打ち上げることが計画されています。当面はこうしたデータを活用して、さまざまなシミュレーションを行い、実証実験を実施して、将来運用体制を構築できればと思います。

日々業務をしている中で感じる課題から考える

 まさかファイナリストにも残ると思っていなかったですし、他にもさまざまな優れたアイデアがあったので、大賞を受賞したことに私自身、非常に驚いています。

 けれども、もし大賞を受賞できた理由があるとすると、それは航空業界で働いている自分が、日々業務をしている中で感じている課題から考えて、業界が何を求めているかをアピールすることができた点なのではないかと思います。他の最終候補者の方々の発表もすべて見ましたが、業界やビジネスの課題からアイデアを出している方は少なかったように思いました。

 自分自身、課題に手触りがあって、それを何とか解決したい、良くしたいと思う熱意が、審査員の皆さんに伝わったのかもしれません。加えて、飛行機の経路・高度というテーマ自体が、審査員の方々も含め、一般の感覚でもその課題や効用が分かりやすかったことがあるかもしれません。

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