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日本初の宇宙ビジネスコンテスト、大賞に輝いた女性の思いとは?

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日本初の宇宙ビジネスコンテスト、大賞に輝いた女性の思いとは?

日本初の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2017」(写真提供:松本紋子さん) 日本初の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2017」(写真提供:松本紋子さん)

 より高精度な気象データが手に入ることで、更新頻度が高まり、予測風誤差が小さくなればいいのにと思っていたところ、ANAの社内向けサイトにS-Boosterが紹介され、詳細を確認してみたらそれが宇宙のビジネスアイデアコンテストだと知りました。普段の業務とは違うアプローチで検討してみるのも良いのではと思い立ち、応募してみました。

ドップラーライダーを搭載した超低軌道衛星システム

 ファイナリストに選出された後に、メンターの方々やJAXAの方々と議論を重ねてまとめたのが「超低高度衛星搭載ドップラーライダーによる飛行経路・高度最適化システム構築」です。ドップラーライダー(※レーザ光を発射して、大気中のエアロゾル--塵や微粒子からの反射光を受信し、その移動速度や方向を風速・風向として観測)自体は既に地上で活用されていたのを知っていたので、それを上空から使えないかと考えました。

 衛星自体を低軌道に浮かべることでドップラーライダーを小型にすることができます。そしてその上空の衛星から3次元の直観測風のデータを取得、それを予測風に活用して、飛行経路・高度の算定モデルに動的に組み入れることができればと考えました。試算にはなりますが、もし世界全体で日々飛んでいるすべての飛行機で燃料を1%削減することができれば、航空業界全体で年間3200億円の燃料費削減が可能になります。

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