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【経済インサイド】移植と供養…新型「aibo」で復活ソニーが見放した先代「AIBO」の今

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【経済インサイド】
移植と供養…新型「aibo」で復活ソニーが見放した先代「AIBO」の今

 必要な部品はもうソニーから入手できない。だが、「人が造ったもので治らないものはない」との信念があり、分解して部品メーカーを探り出して入手。生産終了などで手に入らなければ、似ている部品を探し出した。それでもダメなら「献体」の形で寄付してもらったり、ネットオークションで買い取ったりしたAIBOを「ドナー」にして、部品を取り出して“臓器移植”のように持ち込まれたAIBOに使って修理することもある。

 「献体してもらったAIBOは供養が必要。だから千葉県内の寺院でAIBO葬を執り行っている」と乗松さん。27年に始めたAIBOの5回目のお葬式が6月に営まれた。約100台が祭壇に並べられ、住職が読経。解体されるアイボと、その持ち主の心を慰めた。相手は機械だが、どこまでも愛情を持って接するのが乗松流だ。

 乗松さんの修理の極意は徹底した顧客目線だ。

 少し昔の話だが、旧式のビデオデッキの修理依頼が舞い込んだ。聞けば、肉親の遺品のビデオテープを視聴したいのだという。だが、乗松さんは依頼を断った。その代わり、テープにこびりついたカビを除去した上でDVDにダビングし、今も売られているDVDプレーヤーで再生できるようにした。当時はメーカー各社のビデオデッキ生産が終了し、修理の受け付けもいずれ終わるとみられていた。乗松さんは、DVDにダビングした方が映像をきれいなままで保存しやすく、末永く視聴できると考えたのだ。

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