産経ニュース

シャープが東証1部復帰 平成12年以降でわずか2例、東芝は前途多難

ニュース 経済

記事詳細

更新


シャープが東証1部復帰 平成12年以降でわずか2例、東芝は前途多難

1部復帰を果たし、鐘を打つシャープの戴正呉社長=7日午前、東京都中央区の東京証券取引所(佐藤徳昭撮影) 1部復帰を果たし、鐘を打つシャープの戴正呉社長=7日午前、東京都中央区の東京証券取引所(佐藤徳昭撮影)

 11月30日の取引終了後に東証がシャープの1部復帰を発表した後、シャープ株は急伸し、今月5日には一時4035円と、11月30日終値と比べると約14%も上昇。東証株価指数(TOPIX)に連動した運用を目指す機関投資家による買いへの思惑が株価を押し上げた。ただ最近のハイテク株の軟調もあって、7日までの3営業日は続落した。

 シャープが1部に返り咲いた一方、同じく債務超過で今年8月1日に2部に降格した東芝の早期の1部復帰は難しい状況にある。

 東芝は10月に東証から特設注意市場銘柄の指定解除を受けたのに続き、今月5日には計約6千億円の第三者割当増資の払い込みを得て、債務超過の解消と上場維持にめどをつけた。ただ1部復帰には直近5年間、企業が作った決算書を点検する監査法人から有価証券報告書などに「無限定適正意見」か「限定付適正意見」を得ている必要がある。東芝はこの点に引っかかり、この先も問題を起こさなかったとしても、1部復帰は最短で34年3月期の有報の提出後になる。

(森田晶宏)

このニュースの写真

  • シャープが東証1部復帰 平成12年以降でわずか2例、東芝は前途多難
  • シャープが東証1部復帰 平成12年以降でわずか2例、東芝は前途多難
  • シャープが東証1部復帰 平成12年以降でわずか2例、東芝は前途多難

「ニュース」のランキング