産経ニュース

ニュース 経済

記事詳細

更新


中国の人工知能技術が、米国を追い抜く日は近い?

世界各国が惜しみなく、人工知能の開発に資金をつぎ込んでいます 世界各国が惜しみなく、人工知能の開発に資金をつぎ込んでいます

米国が人工知能にかける意気込みは?

 米国は人工知能に対して、どのくらい本気なのでしょうか。直接的に人工知能という分野に投資をしている金額については公表されていませんが、国全体における研究開発の投資金額という点では、国立研究開発法人科学技術振興機構が発表している「主要国の研究開発戦略」が参考になります。

 その資料によると、AI以外も含めたあらゆる研究開発に対して、米国の官民合わせた投資金額の規模は、2013年で4561億ドルとなっています。これは世界の総研究開発投資1兆6710億ドルの約3割を占める勢いです。研究費の負担割合は連邦政府が27.7%とのことで、ざっくりと1263億ドル程度が政府支出額だと推察できます。

 4561億ドルという金額は世界でトップであるものの、対GDP比率を見てみると“約3%”と、他の先進国とそんなに変わらない割合であることが分かります。世界銀行が発表した全世界のGDP内訳を見ると、米国は18兆5691億ドルで、全世界の約25%を占めます(2016年)。つまり、基本的にGDPという国の経済力によって、研究開発投資規模が連動すると考えればいいでしょう。

 米国の分野別研究開発費では、国防が48%と公表されていますが「人工知能が戦争に使われる恐ろしさを、正しく理解しているか?」でも紹介したように、防衛のための人工知能開発というケースも考えられます。

続きを読む

このニュースの写真

  • 中国の人工知能技術が、米国を追い抜く日は近い?
  • 中国の人工知能技術が、米国を追い抜く日は近い?

関連ニュース

「ニュース」のランキング