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【東芝危機】
英原発子会社売却 韓国電力が優先交渉先に

 東芝が、英原子力子会社のニュージェネレーション(ニュージェン)の株式売却をめぐり、韓国電力公社を優先交渉先に選んだことが6日、分かった。数カ月間、独占的に交渉できるもよう。両社は英国政府の承認を前提に、早期に合意にこぎつけたい考えだ。

 東芝は平成26年にニュージェンをスペイン電力大手などから買収。現在は全株を保有している。英国政府は原発建設を積極的に推進しており、ニュージェンは英北西部ムーアサイドに原発3基の建設計画を進めている。東芝は子会社だった米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が設計した原子炉を納入し、原発事業を拡大しようとしていた。

 しかし、WHの経営破綻を受け、東芝は海外原発事業から撤退する方針となり、ニュージェンの売却先を探していた。韓国電力は原発事業で海外進出に意欲的で、当初から有力な売却先として取り沙汰されていた。

 韓国電力がニュージェンの株を取得すれば、アラブ首長国連邦(UAE)での原発建設に続く海外案件になる。韓国電力は独自設計の原子炉を採用する意向とみられている。

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