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東北電、送電線工事で数値改竄 岩手県の鉄塔6基 健全性に問題なし 

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東北電、送電線工事で数値改竄 岩手県の鉄塔6基 健全性に問題なし 

 東北電力は6日、岩手県花巻市と北上市を結ぶ送電線「北上東線」の新設工事で、鉄塔基礎の寸法を改竄していたと発表した。設計値からの誤差が社内規定を超えた部分を、担当者が工事会社に書き換えるよう示唆などした。改竄部分は現地調査し「健全性に問題はない」としている。

 東北電は同日、経済産業省に改竄を報告し、来年1月をめどに原因究明や再発防止策をまとめるよう指示を受けた。記者会見した坂本光弘副社長は「地域との信頼関係を揺るがしかねない事案で、非常に重く受け止めている」と陳謝した。

 改竄したのは、今年10月に運用を始めた北上東線(約20キロ)の鉄塔75基のうち6基。鉄塔の部材を円滑に組み立てるため、東北電は基礎の四辺を設計値から誤差13ミリ以内に収めるなどと規定している。だが、改竄のうち5基は組み立て前の測定で誤差が約16~60ミリと規定を上回り、担当者が工事会社に「この数値では次の工程に進めない」などと持ちかけたという。

 残り1基については組み立て前は問題なかったが、別の担当者が完成後の社内検査で規定を上回る誤差を発見。報告を受けた課長が、岩手支店や本社への連絡を怠っていた。

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