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安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁が会談、後任人事「全く話はなかった」 黒田氏続投軸か

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安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁が会談、後任人事「全く話はなかった」 黒田氏続投軸か

日銀の黒田東彦総裁(佐藤徳昭撮影) 日銀の黒田東彦総裁(佐藤徳昭撮影)

 安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁は5日、官邸で5月17日以来、約7カ月ぶりに会談した。黒田氏は来年4月で任期が切れるため、次期総裁の人事が話し合われたのではないかとの臆測も出たが、黒田氏は会談後、記者団に対し、総裁後任人事について「全く話はなかった」と話した。首相から続投要請があった場合の判断に関しても「私から何か申し上げるのも僭越(せんえつ)だ」と述べるにとどめた。

 ただ、安倍首相は11月24日に次期総裁候補とも目される本田悦朗・駐スイス大使、浜田宏一内閣官房参与の2人と会談。本田氏は会談後、総裁人事や日銀の金融政策などについての話は「でなかった」としたが、「総裁候補選びが佳境に入ってきた証拠」(エコノミスト)とみる向きが多い。

 現在、日銀総裁人事をめぐっては、黒田氏の続投が軸となっているもようだ。経済政策「アベノミクス」の加速に向けて金融緩和政策が維持される見通しとなる中、「交代する理由がない」というのが理由だ。また日銀は2%の物価上昇目標こそ達成できていないものの、景気拡大を持続させ、少なくともデフレでない状況を作り上げたことへの評価もある。

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