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【山一証券自主廃業20年】「二度と山一の門をくぐるな」と言われたあの日 “新”山一証券、M&A助言で「法人の山一」復活目指す 

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【山一証券自主廃業20年】
「二度と山一の門をくぐるな」と言われたあの日 “新”山一証券、M&A助言で「法人の山一」復活目指す 

“新”山一証券社長の立川正人氏は「企業は最終的に存続することが重要」と強調する=東京都千代田区(佐藤徳昭撮影) “新”山一証券社長の立川正人氏は「企業は最終的に存続することが重要」と強調する=東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 旧四大証券の一角を占めた山一証券が巨額の簿外債務を抱えて平成9年11月24日に自主廃業を決めてから、24日で20年となる。会社は消滅して社員は散り散りとなったが、その「山一証券」の商号で企業向けにM&A(企業の合併・買収)の助言を手がける証券会社が東京にある。社長で元山一社員の立川正人氏(73)は、山一破綻を教訓に「企業は追い込まれても、最終的に残ることに意味がある」と強調する。

 東京・神田の雑居ビルに“新”山一証券はある。立川氏らが16年に設立した「IBS」が17年に「IBS証券」、23年に「IBS山一証券」となった後、26年に「山一証券」に商号を変えた。社員の名刺には、山の形に横一文字をあしらった往年の山一のロゴが印刷されている。社員は現在20人で、うち5人が山一出身者。10年ほど前は、約100人いた社員のうち約6割が元山一社員だった。

 立川氏は昭和42年に山一に入社。個人向けの企画部門や海外駐在を経験し、自主廃業となる約10年前の62年12月に、営業企画部次長を最後に山一を辞めた。

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