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大西洋のクロマグロ漁5割増で合意 高級すしが身近に?

 水産庁は22日、国際機関の大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)で、クロマグロの主な漁場となっている東大西洋・地中海での年間漁獲枠を2020年に17年比52%増の3万6千トンに拡大することで合意したと発表した。資源量に回復傾向がみられるためで、18年から段階的に増やす。クロマグロは高級すしネタとして人気が高い。大西洋クロマグロは国内消費量の約4割を占め、価格の値下げが期待できそうだ。

 モロッコで開かれていたICCAT年次会合で合意。親魚の生息数などを推計し、資源が回復していると判断した。18年の漁獲枠は4年連続で引き上げられ、19%増の2万8200トン。日本の割当量も18年が18%増、20年が45%増の2801トンとなる。

 ICCATは日本や米国、欧州連合(EU)など計51カ国・地域が参加し、大西洋の東部と地中海での漁獲枠などを決めている。大西洋での漁獲枠が増加したのは、資源回復に向けた取り組みが功を奏したからだ。大西洋クロマグロは、1990年代後半に乱獲が問題となり、漁獲枠を大幅に削減した。30キロ未満の小型魚の漁獲を原則禁止にするなど、厳格な規制を設けている。

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