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節約志向で「缶べろ」? 第3のビール “高アルコール”発売相次ぐ

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節約志向で「缶べろ」? 第3のビール “高アルコール”発売相次ぐ

キリンビールが来年発売するアルコール度数が高い第三のビール=20日午後、東京都千代田区 キリンビールが来年発売するアルコール度数が高い第三のビール=20日午後、東京都千代田区

 アルコール度数が6%以上と通常(5%程度)より高い「第3のビール」の発売が相次いでいる。サントリービールが7月に投入し、キリンビールも20日に来年1月の発売を発表。節約志向などを背景に、同じ値段でもアルコール度数が高い「お得感」が消費者に受けているからだ。1千円程度でべろべろに酔える「せんべろ」な居酒屋や酒場がサラリーマンに人気だが、缶入りビール類でも「安く酔える」として消費を喚起したい考えだ。

 「支払うお金に対する価値に消費者は厳しい」

 20日に東京都内で記者会見したキリンの山形光晴マーケティング部長は高アルコールの「のどごしストロング」を発売する狙いをこう説明した。のどごしストロングのアルコール度数は7%。高発酵技術により、ビールらしいうまさと高いアルコール度数を両立した。想定価格は350ミリリットル缶で145円程度と、他の第3のビールと同等だ。

 度数の高い商品を各社が相次ぎ発売する背景には、節約志向に加え、6月の酒の安売り規制強化がある。6月以降、スーパーなどの店頭でビール類は1割程度価格が上昇。値段に敏感な消費者が「値ごろ感のある高アルコールの缶チューハイなどに流れた」(山形部長)結果、ビール離れに拍車がかかった。

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