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【神戸製鋼データ改竄】神戸製鋼、通期業績予想の「未定」検討、国交省がアルミの大安工場立ち入り検査

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【神戸製鋼データ改竄】
神戸製鋼、通期業績予想の「未定」検討、国交省がアルミの大安工場立ち入り検査

 神戸製鋼所が平成30年3月期の業績予想を撤回し、「未定」とする方向で検討していることが23日、分かった。性能データ改竄(かいざん)問題の業績に与える影響が見極められないためだ。既に複数の納入先から費用負担を求められており、従来予想していた3年ぶりの最終損益の黒字化については不透明感が強まっている。

 神戸製鋼は29年9月中間連結決算を発表する30日に向け、納入先と進めている費用負担の協議の状況などを踏まえ、業績予想を下方修正するか、未定とするか最終判断する。

 また、安全性の検証については、問題製品の納入先約500社と共同で安全確認や調査の進捗(しんちょく)状況を経済産業省に報告した上で、週内にも公表する。

 ただ、問題製品全ての安全確認はできないもようで、消費者の不安は残りそうだ。

 一方、国土交通省は23日、同社大安工場(三重県いなべ市)へ立ち入り検査に入った。大安工場ではアルミ製品のデータを改竄。三菱重工業が開発中の国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)には神戸製鋼のアルミ製品が使われており、安全性の確認が必要と判断した。

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