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クロマグロ、定置網の共同管理を見直し 北日本に漁獲が偏り不公平感 水産庁

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クロマグロ、定置網の共同管理を見直し 北日本に漁獲が偏り不公平感 水産庁

漁獲規制が強化されているクロマグロ 漁獲規制が強化されているクロマグロ

 水産庁は23日、30キロ未満の太平洋クロマグロをめぐり、全国20道府県で共同管理する定置網漁の漁獲枠を道府県ごとに細分化し、管理を強化する方針を発表した。道府県ごとに設定した割当量を超えた分を金銭で精算するなどの規制強化で、地域間の不公平をなくす仕組みを検討する。

 海中に仕掛けた網に入ってきた魚をとる定置網漁では、大量のクロマグロがとれることがある。今期(今年7月~来年6月)は約580トンの共同管理枠が設けられたが、北海道で平年の10倍を超える約600トンが水揚げされ、西日本の漁業関係者から不満が出ていた。

 クロマグロの規制は国際的に強化される方向にあり、日本は来期から操業停止命令に違反した漁業者に懲役などの罰則を科す。このことも今期漁獲のなかった西日本から共同管理の見直しを求める声が強まる要因になっていた。

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