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【神戸製鋼データ改竄】溶ける信用 発覚2週間、不正続々、根深い隠蔽体質

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【神戸製鋼データ改竄】
溶ける信用 発覚2週間、不正続々、根深い隠蔽体質

データ改ざん問題の会見で頭を下げる、神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影) データ改ざん問題の会見で頭を下げる、神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

 製品の性能データ改(かい)竄(ざん)問題で、コーポレートガバナンス(企業統治)が根底から揺らぐ神戸製鋼所。8日に最初のアルミ・銅製品の不正を公表して以降、毎日のように続々と新たな不正が発覚し、経営陣の発言も二転三転してきた。“不正体質”の根深さが改めて浮き彫りとなり、解決の道のりは極めて険しい。(平尾孝)

 「自主点検を再確認する必要があるが、点検の信頼性は失われていない」

 20日の記者会見で、梅原尚人副社長は新たな不正発覚にもかかわらず、こう主張した。だが、自主点検の内容を経営首脳が把握していなかった不手際を自ら露呈した。

 神戸製鋼は当初、問題製品の供給先を200社程度としていたが、13日の川崎博也会長兼社長の会見時には品目や分野が一気に膨らみ、約500社に及ぶことが分かった。

 また、当初は「10年前から」としていた改竄が、「数十年前から行われていた」と発言する同社OBもおり、実態はまさに闇の中だ。

 マネジメント不全や情報公開への意識の低さも問題だ。

 当初、不正は「アルミ・銅製品のみ」としていた。川崎氏は12日に報道陣に対し、「鉄鋼製品では不正はない」と豪語したが、翌13日の会見では一転。発言を百八十度訂正し、7月出荷分まで改竄があったことが判明した。

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