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【神戸製鋼会見詳報(2)】提供企業は「500社…」に会見場からどよめき

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【神戸製鋼会見詳報(2)】
提供企業は「500社…」に会見場からどよめき

性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影) 性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影)

 議論がかみ合わない状況に、質問した記者からは「社長としてどうか」との指摘も出た。「神戸製鋼はこうした不正を公表しないのが普通か」との質問に勝川四志彦常務執行役員は「お客さまとの間で状況、中身を話し合う中で問題を解決した」と、供給する顧客企業の理解が得られれば問題ないとの考えを示唆した。

 「出荷先企業は、これまでの発表と合わせて何社になったのか」という質問では、これまで公表していた213社から、どの位に増えたのかが注目された。これについて、勝川氏が「今のところ270社程度」と回答。しかし、次の質疑が行われているときに勝川氏は「すみません、先ほどの話ですが、500社でした」と修正。あまりの違いに会見場からはどよめきが起きた。270社は、新たに増えた数だったようだ。

 トップの進退に関する質問も出た。これに対して川崎氏は、「昨日も申し上げたように現在の使命は安全性の検証の最大限の支援、徹底的な分析と対策だ。まずはそれに全力を傾注したい」と回答。さらに記者は食い下がったが、川崎氏は「それはまた、慎重に考えたい」と最後まで明言を避けた。

 現時点では、業績の影響が大きくないとみていることが背景にあるようだ。

 「信頼失墜や費用負担で、企業として存続できるのか」という厳しい質問にも、「売り上げに占める(不適切な案件が出た事業の)割合は4%。残りの96%は品質の生データと合致している。ユーザーの皆さんからどういう声があるかわかりませんが」と述べた。

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