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「AIアナウンサー」年間で掛かる費用1000円の衝撃

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「AIアナウンサー」年間で掛かる費用1000円の衝撃

エフエム和歌山がAIアナウンサー「ナナコ」を運用すると発表した エフエム和歌山がAIアナウンサー「ナナコ」を運用すると発表した

 ちなみに音声の読み上げ機能は、100万文字当たりわずか4ドル(約450円)だ。極めて安価な料金体系となっている。本1冊を読み上げたとしても0.4~0.8ドル程度で済んでしまう。同局がアマゾンに支払う利用料は年間1000円程度とのことである。

 モジュール化されたAIの機能をネット上で利用することで、AIを活用した独自システムがいとも簡単に構築できてしまったわけだ。AWSでは音声合成のほかに画像分析やパターン認識などいくつかAI機能を従量課金制で提供しており、利用者は極めて安いコストで各種AI機能を利用することができる。

AIの機能を自由に売買できる

 こうした取り組みを行っているのはアマゾンだけではない。米Googleが出資しているAlgorithmia(アルゴリズミア)という企業は、こうしたAI機能の取り次ぎサービスを提供している。同社のサイトには、多数のAI機能が登録されており、これらの機能を利用したい人は、サイトに登録し、利用料に応じた代金を支払うことで、その機能を自分のシステムに取り込むことができる。

 登録されているAI機能は、白黒画像をカラーに転換するものや、文書を要約するもの、画像の類似性を検出するものなど多岐にわたる。筆者もいくつか使ってみたが、指定された形式で指示を送れば、たちどころに結果が返ってくる。事前に必要な準備はほとんどゼロといってよい。

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