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海外ユニクロの利益4割に ファストリ、売上高2兆円突破へ

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海外ユニクロの利益4割に ファストリ、売上高2兆円突破へ

決算会見で事業戦略を説明するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=12日午後、東京都中央区の東京証券取引所 決算会見で事業戦略を説明するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=12日午後、東京都中央区の東京証券取引所

 ファーストリテイリングは12日、平成29年8月期の連結営業利益が1764億円(前期比38.6%増)となり、このうちカジュアル衣料品店「ユニクロ」の海外事業の比率が過去最高の39.9%を占め、731億円だったと発表した。出店地域の気候などを考慮したきめ細かい商品展開が奏功し、中華圏や東南アジアで業績を伸ばした。30年8月期も海外が牽引(けんいん)役となり、売上高が初めて2兆円を超える見通しだ。

 831店舗を展開する国内のユニクロは、軽くて動きやすい「感動パンツ」などのヒットで売上高を8107億円と1.4%伸ばした。ただ、人件費上昇や円安傾向による原価増が響き、営業利益は6.4%減の959億円と増収減益だった。

 一方、645店舗ある中華圏(中国、台湾、香港)は売上高が4.1%増の3464億円、営業利益は37%増の501億円と大幅増益となった。スマートフォン向けの広告によるブランドの浸透が功を奏した。

 163店舗の東南アジア・オセアニア6カ国も、所得水準に合わせた手頃な価格の商品やイスラム教徒向けのファッションで客層を拡大。海外ユニクロ全体の営業利益は、95.4%増とほぼ倍増した。

 ファストリは32年の売上高3兆円を目標としている。柳井正会長兼社長は12日の決算会見で「今後も海外以上に日本で稼ぐため、在庫を減らす努力やネット通販企業との連携などが必要だ」と述べた。

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