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日産、スバル、マツダも使用 神鋼製アルミ 

アルミ製品の一部で性能データを改ざんした問題について、謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(右)ら=8日午後、東京都港区 アルミ製品の一部で性能データを改ざんした問題について、謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(右)ら=8日午後、東京都港区

 神戸製鋼所がアルミ製品の強度などの性能データを改ざんしていた問題で、日産自動車とSUBARU(スバル)は9日、神戸製鋼製アルミを自動車に使っていたと発表した。スバルは航空機にも使用していたという。マツダも神戸製鋼製のアルミ製品を乗用車に使っていたと明らかにした。3社は安全性への影響を調べている。神戸製鋼は、顧客との間で約束した性能を満たさないアルミ製品や銅製品について、検査証明書のデータを書き換え、性能を満たすかのように装っていた。供給先はトヨタ自動車や三菱重工業、JR東海など約200社に及ぶ。自動車で走行性能に関わる重要部品などで強度不足が確認されれば、大規模なリコール(無料の回収・修理)に発展する可能性がある。

 日産は2016年度の国内販売台数が約56万台で、小型車「ノート」やミニバン「セレナ」を扱っている。日産によると、性能が改ざんされたアルミ製品を使っていたのは車のボンネットなどで、同社は「歩行者を保護する性能に関わる恐れがあるため、性能への影響を至急確認する」とのコメントを出した。 スバルは16年度に国内で約16万台を販売している。ステーションワゴン「レヴォーグ」やスポーツタイプ多目的車(SUV)「フォレスター」が代表車種。航空機では自衛隊向けの練習機や、米ボーイングの中型機「787」の中央翼などを生産している。

 マツダの16年度の国内販売台数は約20万台で、小型乗用車「アクセラ」やSUV「CX-5」などを扱っている。

 トヨタも、問題があったアルミを一部車種のボンネットや荷室のドアに使っていたと8日に明らかにしている。

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