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【衆院選】野党再編で連合内に亀裂 「割れた方がすっきりする」

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【衆院選】
野党再編で連合内に亀裂 「割れた方がすっきりする」

開会した連合の定期大会=4日午前、東京都千代田区 開会した連合の定期大会=4日午前、東京都千代田区

 民進党宮崎県連の関係者も「道休氏が中山氏と連携する姿勢を見せたので、支援できないと伝えた」と話した。

 公示まで1週間を切った。民進系候補が不在となれば、選挙区で連合票は漂流する。

 佐藤氏は「今さら新しい人の擁立は厳しいだろう。連合として選挙にどう臨むか、極めて難しい問題だ」とぼやく。

 ただ、道休氏が出馬を断念したのは、党と連合が三くだり半を突きつけたからだ。この結果に、特に民間労組は、やるせない思いを抱く。

 旭化成労働組合延岡支部の田之上辰己支部長は「前回の衆院選(平成26年)でも、宮崎2、3区の野党候補は共産党だけだった。早くから準備をしてきた。残念としか言いようがない」と声を落とした。

 希望の党は4日、2次公認として宮崎1区に元参院議員の外山斎氏を、同3区に花輪智史氏を擁立すると発表した。

 両氏の選定には、中山氏の意向が働いた。このため、民進党宮崎県連や連合宮崎は、支援に消極的とみられる。

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 今回の野党再編は、民進党左派を選別・排除する形で進んだ。宮崎のケースは、左派の巻き返しだといえる。

 九州・山口で、希望の党からの出馬を模索したある地方議員には、取り下げるように激しい電話攻勢があったという。

 野党再編は、民進党を支援してきた労働組合の再編を招く。特に公務員が所属する官公労と、民間労組の溝は深まる。

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