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【経済インサイド】孤独死、不妊、痴漢、知的障害…「こんな保険があったら」少額短期保険に存在感

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【経済インサイド】
孤独死、不妊、痴漢、知的障害…「こんな保険があったら」少額短期保険に存在感

 日本少額短期保険協会が募集している「おもしろミニ保険大賞コンテスト」で佳作となった作品をヒントに開発した。同社の杉本尚士社長は「満員電車に乗る機会が多いところでは、いつ痴漢冤罪に遭うか分からず巻き込まれると仕事や人生を失いかねない。それを守る保険」という。

 今年5、6月に都内で痴漢を疑われ線路から逃走する事件が相次ぎ報道されたこともあって申し込みが急増、4月までの月間数十件ペースから5月には900件を超え、6月は2200件に達した。保有契約5000件の半分以上を2カ月間で獲得した。同時に「女性から『夫や息子のために加入したい』との声が多く届き、それまでは男性だけだった契約者を女性まで広げた」(杉本氏)ことも寄与した。

視線の先に生活者

 企業規模が小さく意思決定が迅速な少短はニーズへの素早い対応力が真骨頂といえ、時流に沿った商品を提供できる。杉本氏は「コンテストへの応募作品は時事問題を反映したアイデアも多く、商品開発のヒントが隠されている」と指摘する。

 需要があってもターゲットが限られるため、保険会社では対応できない商品を提供できるのも少短の強み。ぜんち共済(同千代田区)は知的障害者向け保険を専門に扱う。00年に前身の全国知的障害者共済会が発足して以来、ぶれることなく、このニッチ市場を深耕してきた。

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