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欧州発ディーゼル車のリコール、各地に 日本ではベンツも 業界ぐるみの可能性も

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欧州発ディーゼル車のリコール、各地に 日本ではベンツも 業界ぐるみの可能性も

 欧州発のディーゼルエンジン車の大規模リコール(回収・無償修理)が、世界各地に広がっている。ドイツ自動車大手ダイムラーの日本法人メルセデス・ベンツ日本は、日本国内に輸入されたディーゼル車もリコール対象になると発表した。排ガス不正疑惑は次々と浮上しており、ディーゼル車への逆風は強まっている。

 21日にリコールを発表したベンツ日本はこれまで、日本に輸入された車は欧州仕様と異なるためリコールの対象外と説明してきたが、本社から通知があったとし、欧州と同様の対応を取るとして説明を一変。日本ではディーゼル車14車種を展開し、平成28年に販売した6万7000台のうち約2割をディーゼル車が占めているが、リコールの開始時期や対象車種についての情報はないという。

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のアウディは21日、欧州などで販売した最大85万台のディーゼル車をリコールすると発表した。アウディは、VWで2015年9月に発覚したディーゼル車の排ガス規制逃れを受け、約210万台をリコール。これ以外にも排ガス中の有害物質が基準を超える車両があるとして、排ガスの浄化機能を改善する。アウディは日本でディーゼル車を販売していない。

 欧州で販売したディーゼル車300万台のリコールを18日に発表したダイムラーに続き、アウディも自主的な対応を取ったのは、広がる不信感の沈静化につなげたい思惑があるからだ。

 しかし、ディーゼル車をめぐっては、ドイツの有力誌シュピーゲル(電子版)が21日、VWの排ガス規制逃れ問題について、同国大手5社によるコスト抑制のための談合がきっかけになった可能性があると報じており、業界ぐるみの不正との見方も出てきた。

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