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【ZOOM東北】岩手・国道4号の金ケ崎拡幅に注目 4車線化が震災被災地の本格復興にも寄与

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【ZOOM東北】
岩手・国道4号の金ケ崎拡幅に注目 4車線化が震災被災地の本格復興にも寄与

金ケ崎拡幅が事業化され、早期の4車線化に期待が膨らむ岩手県金ケ崎町内の国道4号 金ケ崎拡幅が事業化され、早期の4車線化に期待が膨らむ岩手県金ケ崎町内の国道4号

 地元の全面協力で用地買収が順調に進み、右折レーン2車線と左折レーン1車線を確保する道路拡幅(延長500メートル)を含む改良工事は通常より2年以上早い5年で完了。28年3月末からの供用開始で交差点の混雑を解消した。予算が順調につけば金ケ崎拡幅は早期完成も期待できる状況だ。

 しかし、総事業費約95億円という金ケ崎拡幅に30年度以降どれだけ予算がつくかは不透明だ。「来年度以降、5年で完成させてほしい。毎年20億円投入すれば5年で完成する。東日本大震災の被災地の本格復興にもつながる」と力説するのは高橋由一町長。

 津波被災地を南北に結ぶ沿岸道路、内陸と沿岸を結ぶ復興道路の整備が急ピッチで、自動車用鋼板や部品は釜石港の利用が増え、物流関係企業の進出も相次いでいる。約5・2キロの国道拡幅が内陸の生産活動を刺激、これが沿岸に雇用も生むという考え方で、30年度以降の事業の進捗(しんちょく)に目が離せなくなった。

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