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サンマ漁獲枠、議論開始 北太平洋委員会15日まで

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サンマ漁獲枠、議論開始 北太平洋委員会15日まで

日本、中国、台湾など8カ国・地域で水産資源の保護策を話し合う北太平洋漁業委員会の会合=13日午前、札幌市(共同) 日本、中国、台湾など8カ国・地域で水産資源の保護策を話し合う北太平洋漁業委員会の会合=13日午前、札幌市(共同)

 日本、中国、台湾など8カ国・地域で水産資源の保護策を話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)の会合が13日、札幌市で開幕した。日本の提案に沿い、資源減少が懸念されるサンマに国別の漁獲枠を設けるかどうかが中心的な議題。15日まで3日間、規制の必要性や科学的な根拠をめぐって意見を交わす。

 日本は過去の漁獲実績を参考に国別の割当量を算出し、正式に提案。サンマ漁の歴史が長い日本にとって規制は比較的緩やかな半面、近年台頭した中国、台湾に制約を課す形となり、調整難航を予想する声が出ている。

 日本の調査では、北太平洋西側のサンマの推定資源量は2003年の502万トンから16年は178万トンに細り、20万~30万トンほどあった日本の年間漁獲量は15、16年とも約11万トンに減った。日本は北太平洋全体で約56万トンを漁獲上限とし、日本に約24万トン、台湾に約19万トン、中国に約4万トンを割り振る案で調整。漁船数の増加禁止でも足並みをそろえたい考えだ。

 日中台以外のNPFC参加国は韓国、ロシア、米国、カナダ、バヌアツ。討議は非公開。15日の会合終了後、日本の水産庁が内容を説明する。

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