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「水素社会」へトヨタ、東芝、岩谷などが実証事業

トヨタ自動車、神奈川県などの水素供給網の構築に向けた実証事業に導入された燃料電池フォークリフト(右)と水素輸送車=12日、横浜市(宇野貴文撮影) トヨタ自動車、神奈川県などの水素供給網の構築に向けた実証事業に導入された燃料電池フォークリフト(右)と水素輸送車=12日、横浜市(宇野貴文撮影)

 トヨタ自動車や神奈川県などは12日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出が極めて少ない水素の供給網構築に向けた実証事業を13日から本格化すると発表した。風力発電で得た電力から水素を製造し、工場や物流拠点で使われる燃料電池フォークリフトに供給する。通常の電動フォークリフトに比べ80%以上のCO2を削減できると試算しており、コスト削減効果なども検証する。

 燃料電池車(FCV)や水素ステーションの普及に壁が立ちはだかる中、供給網構築で「水素社会」の実現につなげたい考えだ。

 今回の実証は環境省の委託事業で、トヨタ▽神奈川県▽横浜市▽川崎市▽東芝▽岩谷産業-などが協力して実施。昨年11月から試験的に行われ、このほど必要な設備がそろった。燃料電池フォークリフトや大型蓄電池をトヨタが、水素の製造プラントは東芝が提供。岩谷産業は水素の貯蔵タンクや輸送車などを提供する。

 フォークリフトは必要な水素を約3分で充填(じゅうてん)できる。12日にはキリンビール横浜工場(横浜市)で、ビール瓶のケースをトラックに積み込む様子が報道陣に公開された。

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