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東京株終値、今年最高値 1年10カ月ぶりの水準 米独も最高値、世界的に底堅く

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東京株終値、今年最高値 1年10カ月ぶりの水準 米独も最高値、世界的に底堅く

日経平均株価が一時今年最高値を更新。2万314円台を示すボード=20日、東京都中央区(寺河内美奈撮影) 日経平均株価が一時今年最高値を更新。2万314円台を示すボード=20日、東京都中央区(寺河内美奈撮影)

 20日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続伸し、終値は前日比162円66銭高の2万0230円41銭だった。平成27年8月18日以来約1年10カ月ぶりの高値水準となる。19日の米国株が最高値を更新したのに加え、東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=111円台後半まで円安ドル高に振れ、投資家心理が改善した。上げ幅は一時250円に達した。注目イベントをこなし、世界的に株価が底堅い動きとなっている。

 19日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が終値の過去最高値を2営業日連続で更新。また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が米国の景気や物価の見通しについて楽観的な見方を示したことで、米長期金利が上昇し、ドル買い円売りが優勢となった。

 フランス国民議会(下院)総選挙でマクロン大統領の新党が大勝したことを受け、19日はドイツのクセトラDAX指数が最高値となるなど欧州株も上昇。20日の東京株式市場はこうした流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が買われた。平均株価は一時2万0318円11銭まで上昇し、今年の取引時間中の最高値も更新した。

 今月に入り、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の議会証言や米連邦公開市場委員会(FOMC)、フランス総選挙などのイベントがあったが、「無難にこなし、投資家に安心感が広がった」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト)ことで、世界的に株価が堅調な展開となっている。

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