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ヤマト、「正午~午後2時」廃止 ドライバー「休憩とりやすく」 人材確保の取り組み加速

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ヤマト、「正午~午後2時」廃止 ドライバー「休憩とりやすく」 人材確保の取り組み加速

 ヤマトの28年度の宅配便取扱個数は前年度比約8%増の約18億7千万個に達し過去最高を更新。10年間で6割増え、荷物の受取人不在による再配達も増えた。労働基準監督署からの是正勧告も受け、社内調査の結果、少なくとも4万7千人に計約190億円の残業代を払うことになった。

 持ち株会社ヤマトホールディングスの巨大物流拠点「羽田クロノゲート」(東京都大田区)では19日、施設の一画にある宅配便の受付窓口で女性スタッフが「正午~午後2時」の指定欄がなくなった新しい伝票を配りながら、取引先一人一人に宅配サービスの見直しを説明した。

 取引先であるネット通販会社も、ニッセンが正午から午後2時に商品を届ける指定などを受け付けないようにするなど対応を急ぐ。

 ヤマトはネット通販での購入時、駅やコンビニエンスストアなどに広がる宅配ロッカーに届け先を指定できるサービスを9月までに試験的に導入、再配達を減らしてドライバーのさらなる負担軽減を図る。個人宅への配送よりも負担が少ないため、高齢者や外国人ら多様な人材の確保にもつなげたい考えだ。

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