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ロッテ、創業者を取締役に再任せず 94歳・重光武雄氏 株主総会で提案へ

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ロッテ、創業者を取締役に再任せず 94歳・重光武雄氏 株主総会で提案へ

ロッテ創業者の重光武雄氏=ソウル(共同) ロッテ創業者の重光武雄氏=ソウル(共同)

 経営権を巡る親族間の内紛が続くロッテホールディングス(HD)が今月24日の株主総会に提案する取締役選任議案で、創業者の重光武雄氏(94)を取締役候補から外したことが19日、分かった。可決されれば、持ち株会社化前のロッテ時代から約70年続く武雄氏の取締役在任期間が終わる。

 副会長の座を追われた創業者長男の宏之氏(63)が明らかにした。宏之氏は「創業以来、ロッテグループをけん引してきた最大功労者の意に反し、取締役として再任しないことについて株主総会でただす」と批判した。

 宏之氏は、次男で現副会長の昭夫氏(62)の退任と、自身を含む4人を取締役に選任する議案を株主として提案している。

 ロッテHDは24日午前9時から東京都の本社で株主総会を開くが、総会の進行は非公表。決議事項は総会後に明らかにすると説明している。

 武雄氏は1948年にガム製造販売業としてロッテを創業。戦後、製菓大手まで成長させ、67年に進出した韓国では財閥の一角になるまで押し上げた。ロッテが持ち株会社化した2007年からHD社長に就任した。09年に会長となり、15年からは代表権が外れ名誉会長となっていた。

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