産経ニュース

ニュース 経済

記事詳細

更新


好調な輸出が成長けん引 後退すれば経済鈍化も

東京湾で船積みされるコンテナ。アジア向けを中心に好調な輸出が1~3月期GDPのプラス成長を牽引した(ロイター) 東京湾で船積みされるコンテナ。アジア向けを中心に好調な輸出が1~3月期GDPのプラス成長を牽引した(ロイター)

 平成29年1~3月期GDPが5四半期連続でプラス成長となったのは、世界経済の回復を背景に、輸出がアジア向けを中心に好調だったことが大きい。内需の要である個人消費も堅調だったが、野菜価格高騰という昨年10~12月期の下押し要因が解消したことが大きく、実際は勢いを欠く。トランプ米大統領のロシア絡みの疑惑など海外の政治情勢は波乱含みで、牽引(けんいん)役の輸出が後退すれば日本経済の回復が鈍化しかねない。

 「消費者心理が若干持ち直した上、海外経済が予想以上に良く、輸出が増加した。日本経済は緩やかな回復基調が続いている」。石原伸晃経済再生担当相はGDP発表後の記者会見でこう分析した。

 輸出を主に引っ張ったのは「アジア向けの半導体製造装置や自動車部品」(内閣府幹部)だ。ソニーは29年1~3月期に、スマートフォンのカメラに使う画像センサーの販売数量が輸出向けなどで大幅に伸び、半導体分野の売上高が前年同期比36%増加した。

続きを読む

「ニュース」のランキング