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老舗コロッケ店「チョウシ屋」嘆き 北海道産ジャガイモ不足で一時販売休止も九州産で販売再開

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老舗コロッケ店「チョウシ屋」嘆き 北海道産ジャガイモ不足で一時販売休止も九州産で販売再開

割ればホクホク。でも、在庫数は割ってほしくない=東京都港区の「楽万コロッケ店」 割ればホクホク。でも、在庫数は割ってほしくない=東京都港区の「楽万コロッケ店」

 昨年8月の台風被害による北海道産ジャガイモの不作で、一部のポテトチップスの販売が休止されたが、東京・銀座の老舗コロッケ店が看板メニューを一時休止するなど、総菜の定番にも影響が出ている。(夕刊フジ)

 東銀座にある創業1927年のコロッケ店「チョウシ屋」は、今月9日から看板メニューであるコロッケの販売を一時休止した。3代目店主の阿部光雄さん(52)は「創業以来90年間の中で初めて」と嘆息を漏らす。

 先代から続くコロッケのレシピを再現する同店では例年、夏の終わりごろまでは北海道産を使用している。しかし、前倒しで九州産の新ジャガを手に入れ、12日から販売を再開。7月以降は北海道産の新ジャガを使うという。

 麻布十番の人気店「楽万コロッケ店」も不作に悩んでいた。1日平均500食売れる看板メニュー「和牛たっぷり特上コロッケ」(税込み280円)には北海道・ニセコ産の品種「キタアカリ」を使用しているが、例年なら8月中旬までもつ前年夏の収穫分の在庫が、今年は3カ月分不足しているという。

 店長の亀井勇希さん(30)は「創業から6年で初めてのことだ。うちのコロッケは素材にこだわっているので、今回の事態に困惑している」と話す。

 同店のコロッケは、ジャガイモを手でつぶすことで、ゴロゴロとした食感を残している。栗を思わせるほんのりとした甘みがある「キタアカリ」が欠かせないという。

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