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韓国でノウハウ獲得 IR解禁へセガサミーが一手

パラダイスシティの開業式典でクラッカーのスイッチを押すセガサミーホールディングス関係者ら=20日、仁川広域市(佐久間修志撮影) パラダイスシティの開業式典でクラッカーのスイッチを押すセガサミーホールディングス関係者ら=20日、仁川広域市(佐久間修志撮影)

 セガサミーHDが韓国でIR開発を手がけたのは、IR解禁を間近に控えた日本国内での開発をにらんだ“前哨戦”との側面がある。年間約6兆円ともされる日本のIR市場をめぐってはラスベガスやマカオで実績のある海外の運営会社も熱視線を送っており、今後のつばぜり合いが加速しそうだ。

 「まれに見る上質なエンターテインメント空間で、自信を持って誇れる施設に仕上がった」。セガサミーHDの里見治会長兼最高経営責任者(CEO)は開業セレモニーで胸を張った。

 視線の先にあるのは、2020年東京五輪・パラリンピック後に待つ日本でのIR解禁だ。昨年12月にIR推進法が成立。今秋の臨時国会にもIR区域の認定制度やカジノを監督する管理委員会などのルールを盛り込んだIR実施法案が提出される見通しで、早ければ平成34年には日本初のIRが誕生する。

 経団連の試算によると、日本国内のIR1カ所当たりの需要創出効果は年間約5800億円で、世界の開発業者にも垂涎(すいぜん)の市場だ。米MGMリゾーツ・インターナショナルは100億ドル(約1兆900億円)の投資を表明。マカオのメルコ・クラウン・エンターテインメントのローレンス・ホー会長兼CEOも「予算的な制約を設けずに投資したい」と意欲を示す。

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