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ジェット旅客機「MRJ」の実機展示を検討、6月のパリ航空ショーで

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ジェット旅客機「MRJ」の実機展示を検討、6月のパリ航空ショーで

愛知県営名古屋空港を飛び立つMRJの試験3号機=3月13日 愛知県営名古屋空港を飛び立つMRJの試験3号機=3月13日

 三菱航空機(愛知県豊山町)は19日、開発中のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」について、6月に開催される「パリ国際航空ショー」に実機を出展する方向で検討していることを明らかにした。見本市で実機を展示するのは初めて。MRJは1月に5度目の納入延期を発表したばかり。世界屈指の航空見本市で存在感を示し、巻き返しを図る。

 MRJは現在、試験機5機が完成。うち4機は米国で、安全性を確認する「型式証明」の取得に必要な試験飛行を行っている。実機を展示する場合、4機のいずれかになる見通しだ。

 隔年で開かれるパリ国際航空ショーは、米ボーイングなど航空機メーカーが参加する世界最大級の展示見本市で、大型の商談がまとまることも少なくない。実機の展示により、試験が順調に進んでいることをアピールする狙いだ。

 一方、5度目の延期理由となった設計の見直しに伴い、試験飛行の時間は2500時間から約3000時間に延びる見通し。このため、試験機を2機追加することも検討している。

 MRJをめぐっては、1月下旬に5度目の納入延期を発表し、初号機の引き渡し時期は平成32年半ばに2年ずれ込んだ。現在400機超を受注しているが、約半分が解約可能なオプション契約で、最終確定はしていない。

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