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箱根に高級宿泊施設が続々 長期滞在型リゾートへ あす藤田観光「天悠」

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箱根に高級宿泊施設が続々 長期滞在型リゾートへ あす藤田観光「天悠」

20日開業する「箱根小涌園 天悠」の特別客室の一室=神奈川県箱根町二ノ平 20日開業する「箱根小涌園 天悠」の特別客室の一室=神奈川県箱根町二ノ平

 27年には、大涌谷で火山性地震が発生したことに加え、風評被害もあり、箱根町の調べで、観光客数は前年比400万人減の1737万人にまで減少。ただ現在では、災害以前の水準にまで戻りつつあるという。そうした追い風や、訪日外国人観光客の増加などを見込んで、箱根では高級路線の宿泊施設を中心に開業やリニューアルが相次いでいる。

 ◆競争と共生で

 28年だけでも、7月に仙石原エリアに「ネストイン箱根 俵石閣」が、10月には同ホテル敷地内に11棟の離れで構成するコテージ「俵石閣」が開業。同じく7月に強羅エリアに「箱根強羅 白檀」も開業した。

 また、箱根に複数の宿泊施設を持つプリンスホテル(東京)も、箱根全体でリニューアルを進め、特に訪日外国人客に好評の宿泊施設「芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿」では、本館部分で約5億8800万円を投じて温浴施設とレストランを新設し、付加価値を高める計画だ。改装により、同施設では平均客室単価を30年度に27年度比8%増をめざすという。

 「(火山性地震という)天変地異がきっかけで、『オール箱根』で観光を盛り上げようという意識が高まった」(山下信典箱根小涌園総支配人)という箱根。長期滞在型の観光リゾート化に向けて、競争と共生で各社の取り組みが続いている。

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