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【G20財務相・中央銀行総裁会議】声明 反保護主義・難民を削除…異例の紛糾、決裂回避も米中対立浮き彫り

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【G20財務相・中央銀行総裁会議】
声明 反保護主義・難民を削除…異例の紛糾、決裂回避も米中対立浮き彫り

 交渉筋によると、貿易赤字の削減を掲げる米国は通商問題で自国にとって「公正な」貿易を主張。ムニューシン米財務長官は、「保護主義への対抗」の表記は容認しがたいとして、削除を求めて譲らなかった。これに対し中国の肖捷財政相は「断固として保護貿易に反対すべきだ」と主張したという。

 紛糾した議論は最終日の18日まで調整が続き、一時は声明から通商関連の文言を削除することも選択肢に上がった。ただ「何も書かないと、G20が決裂したと受け止められかねない」(財務相同行筋)との懸念から、結束を示す表現を残したという。

 ムニューシン氏は閉幕後の記者会見で「自由で公正な貿易が重要」との認識を重ねて強調。議長国ドイツのショイブレ財務相は貿易の議論を「複雑だった」と振り返った。

 通商問題に関する議論は7月の首脳会議までに決着を目指すが、今後に火種を残した形だ。

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