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【G20財務相・中央銀行総裁会議】「世界経済は緩やかに回復」で概ね一致したが…FRB利上げ加速で新興国の不安募る

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【G20財務相・中央銀行総裁会議】
「世界経済は緩やかに回復」で概ね一致したが…FRB利上げ加速で新興国の不安募る

G20財務相・中央銀行総裁会議に出席したハモンド英財務相(左)と麻生財務相=17日、ドイツ南西部バーデンバーデン(ゲッティ=共同) G20財務相・中央銀行総裁会議に出席したハモンド英財務相(左)と麻生財務相=17日、ドイツ南西部バーデンバーデン(ゲッティ=共同)

 G20財務相・中央銀行総裁会議では「世界経済は緩やかに回復している」との認識でおおむね一致した。だが、米国の利上げが加速すれば中国など新興国からの資金流出が懸念されるほか、英国の欧州連合(EU)離脱問題などもくすぶる。共同声明案では「世界経済には下方リスクが残っている」と指摘した。

 「今は緩やかに回復してきているが、見通しに対する下方リスクが存在している」

 麻生太郎財務相はG20でこう発言した。

 各国の認識にも大きな隔たりはないとみられ、今回の合意事項に基づき、各国は協調して世界経済を下支えする見通しだ。

 ただ、先行きには不透明感も漂う。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが加速し始めたことで、市場のお金が米国に集中し、新興国の投資マネーが流出してしまう恐れが出てきた。国際通貨基金(IMF)も「新興国は困難に直面する」と懸念する。

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