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【トランプ政権】ウィキリークスによるCIA文書流出、米政府が捜査へ 「おおむね本物」独当局も関心

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【トランプ政権】
ウィキリークスによるCIA文書流出、米政府が捜査へ 「おおむね本物」独当局も関心

内部告発サイト「ウィキリークス」により秘密ハッキング計画に関する内部資料が公開された米中央情報局(CIA)のエンブレム=2016年4月(AP) 内部告発サイト「ウィキリークス」により秘密ハッキング計画に関する内部資料が公開された米中央情報局(CIA)のエンブレム=2016年4月(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】内部告発サイト「ウィキリークス」が、米中央情報局(CIA)のハッキング技術に関する大量の機密文書の公開を始めた問題で、米CNNテレビは8日、米政府が犯罪捜査に着手すると報じた。ロイター通信が複数の米当局者の話として伝えたところでは、CIAの契約業者が文書を入手し、ウィキリークスに流した可能性が高いとみられるという。

 米当局者はCNNなどに対し、公開された文書は「おおむね本物だ」と確認。ロイターによれば、複数の情報機関がCIAへの不正アクセスを察知していた。

 しかし、米情報機関は予算上の制約からインターネットやサイバー分野に詳しい職員を正規に雇用することが難しく、多数の契約業者に業務を下請けに出しているとされ、文書がどこから流出したかを特定するには困難も予想される。

 一方、ドイツ検察当局は8日、独フランクフルトの米領事館が欧州と中東を対象とした情報収集活動の拠点になっていたとの記述が文書の中にあったことを受け、領事館での活動に違法性がなかったか精査する方針を明らかにした。

 メルケル独首相は14日にワシントンでトランプ大統領と会談する予定で、今回の問題も議題となる可能性がある。

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